[国宝] 玄奘三蔵絵

げんじょうさんぞうえ

Illustrated Life of Tripitaka Master Xuanzang

中国・唐時代の僧、玄奘三蔵の一生を全十二巻の絵巻に仕立てたもの。絵の様式から鎌倉時代の宮廷絵所預、高階隆兼が描いたと考えられ、制作当時のままの鮮やかな彩色が目を引きます。奈良・興福寺の門跡寺である大乗院が所蔵し、門主交代の時に新門主だけが見ることを許されたとの伝えられています。鎌倉時代の日本人が見ることのない、異国の風景が想像力豊かに表現されているところが見どころです。